営業マンが農家になった理由

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こんなふうに、言われたいです。「農家やっているんだ、良いねー」「西野の農家にお嫁に行くんだと、そりゃめでたい」
地域格差もあるでしょうが、現状において私の周りで農業をする若者は確実に減っています。農業のイメージは、3Kと呼ばれる部類に入る職業ですし、何となくダサイ感じがします。また一番大事な収入も不確定。サラリーマンの方が楽ちんと判断されることがしばしばです。
私も専業農家の長男でありながら、10年以上サラリーマンを続けてきました。サラリーマンの方が大きな仕事が出来そうな感じがしたので、農家を継ぎませんでした。
私の住む地域は昔から果樹地帯です。後継者が減る現状を見まして寂しさを感じました。本当に農業ってこれから難しい職業だろうか? サラリーマン生活と同じくらいな魅力を出せないか? ひとつのチャレンジをしたくて私は農業という職業を選びました。「おいしい果物を追求し、お客様に喜ばれ、その結果、サラリーマンと同等もしくはそれ以上の生活をする」これが私の就農目的です。そしてそれを手に入れたとき「みんな農業をしよう!」と声たらかに言いたい。やれば出来るかな?と周りの青年が思ってくれて、じゃ自分も頑張ってみようか?と思ってくれる人が増えたら私の目標達成です。
道のりが厳しいのかも知れませんが、私が思い描くような生活をしている人も多くいると思います。私も追いつけ追いこせで努力してまいります。

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