誰に評価されたいがためでなく
ただ自分の心地よさのために没頭するもの
２ヶ月ほど前からエレキギターを何十年かぶりに弾きだし
すっかり昔のロック少年に戻っている私です
先日どうしても見つからないあるものを探して
ここにあるかな？とふらり立ち寄ったハードオフ
そこで出会ってしまった
写真の彼
なぜ新品の君がここで半値以下で売られているの？
型落ちだから
ぼそっと答える彼
立ち寄った目的が
別のものの物色だったため
そのまま店を後にする私
彼と出会ってから
一週間がすぎても
私は彼のことがまだ気になっていた
また会いに行こう
仕事のついでに
立ち寄ることが出来た
相変わらず
寂しそうにしている彼を
棚からおろしてもらい
キズをや怪我がないかだけ確認し
後ろ髪を引かれつつ
また店を後にした
どうしても彼のことが気になる
それから２日目の朝決心した
まだ彼が待っていてくれたら
友になろう
そう誓って
彼のもとへ急ぐ私
ありがとう
彼は待っていてくれた
先ほど彼と少しじゃれてみたが
思いのほか素直な子だった
今日から友が二人に増えた
