県北方面プチ観光

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八月も最終日となりました。今年の夏はたいへん暑いですが、やっとここに来て朝夕が過ごしやすくなってきました。
 さて、先日ちょっとした時間を利用して、妻と子供と3人で、県北方面に出かけてまいりました。実は私、お恥ずかしいことに県内のスポットを全然知らないのです。ですから、時間を見つけては出歩いて、郷土をいくらかでも理解しようと思っております。
 今回の目的は、ガイドブックに載っていた そばの店「翁」へ行くことと、清春白樺美術館で東山魁夷展を鑑賞することでした。
 私は麺類が好きです。中でも ラーメン・そば・うどん が特に好きです。ですから、うまい評判の店にはどうしても行きたくなります。翁は東京で営業していた店主が、”東京の忙しさに追われていたのでは、理想のそばが作れない”ということでこの地に移転した店です。

翁は我が家からは車で一時間くらいの、山奥にありました。わかりづらい写真だと思いますが、翁の外観です。店の前にはうっそうとした木立があり、多くの人が長椅子に座り、順番待ちをしていました。11時過ぎに着いたのですが、約40分待ちでした(日曜日に行ったので、多くの人が来ていたようです)。

メニューは2種類 もりそば(840円)・田舎もりそば(840円)写真は もりそばです。私はお酒(菊姫・大吟醸)も注文しました。お酒には、焼き味噌が付いてきます。
感想としては、私の味覚に大変合った味でした。そばはもちろん良いですが、つゆがまろやかで、そばと一体になりアッという間に喉を通っていきます。男性なら2枚くらいがちょうど良いと思います。
お酒と一緒に出てきた焼き味噌も良いです。味噌と練り込んだ木の実が香ばしく、店が混んでいなかったらこれをなめながら暫く粘るのも良いと思いました。
菊姫は日本酒好きならご存じだと思いますが、大変良い酒です。そばにもよく合いました。話がそれますが、私の大学時代の友人が菊姫の蔵元に勤めておりまして、昨年 新しく作った蔵を特別に見学させてもらいました。良い酒を作り出す行程は大変難しく、緻密な管理と豊富な経験が必要だと感じました。(菊姫のホームページに行きたい人はここをクリックして下さい)
そばは大人の食べ物だとあらためて思いました。
店が混んでいるので、ごちそうさまと同時に店を出た我々は、200mと離れていない清春白樺美術館に行きました。写真は美術館外観。

ちょうど「東山魁夷を偲ぶ展」が開かれておりました。東山魁夷は私の大好きな日本画家で、氏の絵は淡々とした自然の風景を描いた作品が多いのですが、私の好きな色使いについつい見とれてしまいます。何年か前に唐招提寺の障壁画展がありましたが、そのダイナミックな絵に絶句し、中には1枚30分も眺めていた絵がありました。機会があったら、是非また見たいと思います。

美術館隣地にある、芸術家の寄宿舎。

 この後、車で20分くらいの清流で、川遊びをさせて娘も大満足。ちょっとした時間で、楽しませてもらいました。

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