今年も 8月26日(土) 『吉田の火祭り』 に行ってまいりました。
旬とか節目とか季節とか、昨今 感じづらくなっていますから、なるべく時々の行事は出向きたいと思っています。今年の火祭りは、土曜日と重なり、昨年より人出があったように感じました。海外からの方々も多かったので、火祭り見学のツアーなどもあったのかも知れません。
お山さん(おみこしの名前)の出発を浅間神社境内で待ちわびる人々。
御神酒(おみき)。
子供御輿(みこし)の出発。楽しそうな子供たち。
おみこしが出発。多くの観光客に見守られながら、威勢よく練り歩いていきます。
御神輿の後から 富士山の形をした 『お山さん』 が行きます。
氏子の家の前に積まれたたいまつ。
おみこしが通過すると、この祭のシンボルとも言える、大たいまつを立てていきます。大たいまつは、ヒノキとアカマツで作られ、200kgもの重さがあります。今年は80本以上のたいまつが立ちました。
おみこしとお山さんが御旅所に安置されると、写真のように大たいまつへの点火が始まります。
たいまつに火が灯ると、祭は最高潮に。通りのそこここでご覧のように燃えていますので、よそ見をしていると火の粉をかぶります。
お祭りにつきものの露店。これは色とりどりの金平糖(こんぺいとう)のお店。
吉田の火祭りは、いわれは色々あるようですが、400年以上続いている歴史があります。富士山信仰の強かった時代には、沿道にある宿坊が栄え、多くの人が行き来してもっと華やかだったのかも知れません。
火祭りを境に富士山の短い夏は終わり、秋から長い冬へと向かいます。
秋晴れの日に、5合目付近の様子をレポートします。