ワイナリー見学

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石川県から、大学時代の友人が奥さんと遊びに来ました。彼は、日本酒好きなら聞いたことがあると思いますが、「菊姫」という石川県の酒蔵に勤めています。そんな彼が、最近ワインに興味を持ちだし、山梨にはワイナリーが沢山集まっていることから、見学する運びとなりました。私もワインについて全然知識がなかったので、興味がありました。

(メルシャン勝沼ワイナリー パンフレットより抜粋)
上の図が大まかなワインの製造過程です。驚いたことに、日本酒などと比べると作り方は非常に簡単です。ものすごく荒っぽく言うと、つぶして発酵させ、寝かせればできあがりという感じです。それだけに、原料となるぶどうの質が重要ということでした。今回大手1社、こだわりをもった2社を訪問させていただきました。

まず おうかがいしたのは、ルミエールさん。
国際ワインコンクールで数々の賞を受賞。アメリカのクリントン大統領が来日した際には、こちらのワインが提供されました。

運び込まれたぶどうを破砕し、軸を取っている様子。

樽貯蔵している様子。長期熟成するものと、短期熟成し、すぐ飲むものがあるそうです。

試飲コーナー、説明を聞きながら試飲、購入できます。

次におじゃましたのは、大手のメルシャン勝沼ワイナリー。出荷時期には、毎日3万本も出荷するとか・・・。ワインづくりをわかりやすくビデオで説明してくれます。

次の訪問先は、勝沼町営ぶどうの丘。ここでは、1100円支払うと約150種類のワインが試飲できます。赤・白・ロゼ・甘口・辛口と色々飲み比べが出来ます。私は気に入りの一本を探そうと、いっぱい飲んだのですが、残念ながら今回は合うものが見つかりませんでした。

最後にお世話になったのは、丸藤葡萄酒工業さん。たいがいのガイドブック等に紹介されている老舗ワイナリーです。

農園で、丁寧な説明を受ける。

ぶどうの垣根栽培。

垣根栽培にして、太陽の光を十分受けられるようにし、枝に付けるぶどうの数をたいへん制限しているそうです。生食用ぶどう並に手入れをされているのに驚きました。採算が合うのか?と、逆に心配してしまったくらいです。

農園から帰ってくると、ちょうど専務の大村さんが帰っていらっしゃって、お話出来ました。実は、友人夫妻を一番こだわりをもって仕事をしているワイナリーの方に引き合わせたくて、地元の友人に相談したのです。そこで大村専務さんを紹介され、予めお会いさせていただく予約を取っておきました。

友人は醸造、私は農家ということで、大村専務さんとの話は、日本酒の話題から農業後継者問題まで多岐にわたり、ワインの話からたびたび脱線。気がつくと3時間も語り合ってしまいました。 ワインは作る行程が単純なだけに、いかに良いぶどうを使うかがポイントで、こだわりの畑に納得しました。また、日本にしかない世界に認めてもらえるワインづくりをしたいという話は、生産者として見習わなければならない貴重な意見でした。大村専務さん、貴重なお話をありがとうございました。

ちなみに小学館から出版されています、「美味しんぼ」80巻(雁屋 哲 作・花咲アキラ 画)には、山梨県編で最初に勝沼ワインを紹介する役で、大村専務さんが出演されています。丸藤葡萄酒工業さんのワインは、ルバイヤートという銘柄です。

ということで、一日ワインにどっぷり浸かった我々は、沢山のワインを土産に家路につきました。ものづくりという意味で共通していますので、たいへん意義のある一日となりました。

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