先日山梨県果樹試験場より、「ハウス栽培の種なしピオーネの単位面積当たりの収量を、従来の2倍にする生産方法を確立した。」 との発表がありました。収量が倍になるということは、単純に収入が倍になるということですから、画期的な発表でした。農家にはたいへんありがたい話です。こういった発表がありますと、やる気の出る農家も増えますから、どんどん研究発表して欲しいですね。
研究課題といえば、果物作りでは温暖化対策の研究が急務だと思います。徐々に現状の果物は作りづらくなっていくでしょうから、農家 ・ 試験場 ・ メーカーみんなで知恵を出し合って前進したいですね。現場で毎日実務をしている農家の中には、素晴らしいアイデアがいっぱいありますので、それを吸い上げ、どんどん具現化する仕組みがあればよいと思います。