富士山の火口は壮大で
ふもとから眺める美しさとは似つかわしくない
荒々しさがあります
牙をむいた富士山には
生涯出会いたくないと思います
この日の山頂の気温は8度
風も弱く絶好のコンディション
富士山の火口を一巡りする 「お鉢巡り」 は
通常時計回りします
理由は最高峰の 「剣が峰」 に続く 「馬の背」 と呼ばれる坂が急で
坂道を下りるより登るほうが 楽
だからだそうです
毎年のことではありますが
その馬の背をダッシュで登りたいと思っている娘
↓今年のチャレンジの様子です
剣が峰に到着!
思わずVサイン (^_^;
今年もここまで来られました
気圧が低い山頂で
パンパンにふくらむ袋
引き続き天気は安定していて
絶好の登山日和
これまた恒例の
山頂での昼寝
無音の中
流れる雲をぼんやり眺めつつ
しばしの睡眠
気持ちよすぎます
富士山登頂の後
お鉢巡りをする人は少ないですね
ちょっともったいない感じ
さて
さて
下山です
昨年は下山途中で膝を痛め
半泣き状態の私でした
失敗の原因は
大股で下山したこと
今年は歩幅20cmをキープして下山です
歩幅20cmですから当然遅く
どんどん追い抜かれます
しかし
体力を使わないため
止まることなく歩き続けられ
何より膝への負担が少ないのです
私を追い抜いていった人たちは
たいてい苦しそうな顔をして
または膝をさすりながら休息をとっていて
途中で今度は私が追い越していくことになります
富士登山が苦しい思い出になるか
楽しい思い出になるかは
下山の歩幅で変わると思います
今年は終盤の登山道が平坦になるあたりで
走る余力が残っていたほど
順調に下山できました
やっぱり富士登山は気持ちが良いです
楽しいです
2010年の登山は大成功でした
また来年も登るゾ!