そば打ち体験

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観光情報にも出させていただいております、そば打ち体験をしてきました。

受付を済ませると、愛想の良いお母さんに案内されて自分たちのテーブルへ。すぐに作業に取りかかります。
まず、そば粉8割・小麦粉2割の粉へ、水を3回に分けて加えます。(一人分は、120gのそば粉)
一回目に水を加えた時には、粉全体に水分が行き渡るように、粉をもみほぐすようにします。この作業の丁寧さかげんで、成功するかどうかが決まるそうです。
二度目に水を加えるときも同じで、一部分だけに水がいかないように手早く、丁寧に粉をもみほぐしていきます。
三度目に水を加えると、もうだいぶ粘りけが出てきますので、ボールのように丸めます。
水の量は、天候によっても変わるということでした。以前テレビでそば職人が「天候によっても水加減を変えます」と言っていたのを聞き、やはりプロは違うと思ったのですが、お母さんがそう言う位なので、そば打ち職人には当たり前の話のようですね。

次にボール状のそばを練っていきます。両手を使い、回しながら手のひらで押すように練っていくのですが、なかなかリズムがつかめません。100回以上練り、そばボールの表面に粘りが出てきたら完成も近いそうです。

のし棒で広げていきます。縦横同じ回数だけのし棒でのしていくと、自然と円形になっていきます。のす作業もリズムが大事。お母さんがとる1・2・3のリズムに合わせてのしていきます。

ある程度のされてきたら、のし棒に巻き付けてのしていきます。3回のしたら、そばを90度回転させてまたのし棒に巻き付け、のします。この作業を繰り返していくと、あら不思議!そばはだんだん四角形に広がっていきます。均等に伸ばすためにも、のす作業はあまり力を入れすぎないのがコツです。

いよいよ薄く伸ばされたそばをたたみ、切る作業です。同じ幅に切らないとゆで上がりにばらつきが出ますので、緊張します。左手でそばを押さえる板を持ち、切る幅ずつ板を横に動かすのですが、難しい。どうしても太さにばらつきが出来てしまいます。そばを切る包丁は重かったです。

ゆで時間は、お母さんにお任せ。ゆでたそばを洗うのを手伝います。

できました~。田舎風ですね。
二人分を打ったのですが、出来上がりまで1時間もかかりませんでした。四人分くらいが打ちやすいそうです。
麺の太さにばらつきがありますが、初めて自分達で打ったそばに感動しながらすすると、なかなかの味。
インストラクターのお母さんが最後まで付いていて、手取り足取り教えてくれるので、小さいお子様も楽しめます。
なかなか出来ない体験なので、始める前は少し敷居が高いイメージだったのですが、実際はとても気軽に楽しく体験できました。

要予約ですので、ご希望の方は事前連絡をしてください。

持ち物は何も必要ありません。大人はエプロンも貸してくれます。

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