それは2006年10月10日
気持ちよく晴れた体育の日のこと
当時、富士河口湖町に住んでいた私が
小学校3年生の長女に
語りかけたひと言から始まりました
私「ねえどこか行かない?」
娘「う~~~~~ん」「富士山!」
散歩のつもりで
コンビニでチョコとナッツを買い
ビニール袋をブラブラさせながら
歩き出す二人
富士山に登る感覚はなく
ただただ
とぼとぼと
歩き続け
気がつけば7合目にいました
初めて見る富士山からの
大パノラマに驚きました
吉田口登山道から
見える景色は東京方面で
ずっとずっと遠くまで見えます
風もなく
汗ばむくらいの秋の日
まだ富士登山ブームでなかったので
そこにいるのは我々二人だけ
美しい
気持ちいい
長女と私は
そこで富士登山と恋に落ちました
きっと山頂まで行ったら
もっともっと
気持ちいいに違いない
もっと気持ちよくなりたい
来年は山頂を目指そう
これが富士登山を始めるきっかけでした